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インタビュー

Iターンカタシナ人

一郷剛志 さん
 妻と子ども一人
1981 年 青森県八戸市出身→ 神奈川県横浜市 →片品村へi ターン

ディープ田舎ライフ満喫!片品はスーパーストレスフリー

ー 都会に憧れて上京したけど ー

 高校までは地元の八戸にいました。卒業して横浜の「町の電気屋さん」みたいなとこに就職して。
その仕事に就いたのは特に理由はなかった。とりあえず田舎者は都会に出たいっていう、ただそれだけ。

 でも半年しか続かなかった( 笑)。ノルマがあってさ、修理の依頼が来ると、必ずパンフレット持っていけって言われて。何かちょっといじれば直るやつをさ、「ちょっと直んないですね~、直したら買うのと同じくらいお金がかかります」って。で、すかさずパンフレット!みたいな。「ダメだ~おばあちゃんダマして売れない俺」みたいな。18 歳の少年には絶えられなくて。

で、その時フリーペーパー見たら、片品にあるスキー場の住み込みバイトの募集があって。スキーやりたかったし、衣食住あるならいいなと思ってここにきました。

ー 片品でいろんな仕事を経験 ー

 冬スキー場で働いてたら、「おい一郷、夏はどうするんだ」って言われて。「いやーまだ決めてないっすね」とか言ってたら、尾瀬の山小屋のバイトを紹介してもらって。それから翌年の冬は民宿に住み込みで働きながら滑ったり、夏は尾瀬の巡視員とかもして金貯めて、ニュージーランドに滑りにいったりとか。

 片品に来てから大変だと思った事は一度もないな。スーパーストレスフリーで。バックカントリーガイドもやったし、農家手伝ったり、自分で「カタカフェ」っていうカフェもオープンしてやったり。ぼちぼち暮らしていけるくらい稼げたけど、結婚して一度嫁の実家の埼玉に住む事になったから辞めちゃった。でも片品10 年以上住んでてもう地元って感じで暮らしやすいし、戻ってきた。今は丸沼スキー場で働いてます。冬はパトロールや、夏もツリーアドベンチャーとかの新しいアクティビティをやるので楽しい。

ー 何でフルタイム正社員じゃないとダメなの?笑 ー

 あんまり心配とかしないですね。見切り発車( 笑)。ダメならダメでOK でしょ。別に借金してやったりしないし。ポシャッたらポシャったで仕事違うのすればいいし。フルタイムで正社員みたいな仕事がないから、若者が帰ってこれないっていうけど、「こんなに仕事あんのに」って俺は思う。何でフルタイムで正社員じゃないと駄目なの? 季節で仕事が違った方が楽しいじゃん。尾瀬の巡視の仕事とか超ハッピーだった。毎日山歩いて金貰える。

 村には仕事自体はすげーあるんだよ。どこの家も足りないんだから。人が全然見つかんなくて、派遣とかに頼んで、高いお金だして呼んできたりしてる。

 それに、ここの年寄りは年金もらっててもずっと働いてる。ヒマが嫌いだから。
好きなんだよ、楽しいし。なるべく趣味と仕事が近い感じの生活。会社員で60 歳でほっぽり出されるよりよっぽどいいんじゃないかな。

片品の魅力

 四季がいい。もう夏が劇的に気持ちがいい。嘘でしょ!?ってくらい( 笑)。
家から見える山がブロッコリーみたいにモリモリしてて、涼しいし。隣のみなかみ町で働いたこともあるんだけど、結構外国の人とかいっぱいいてオープンな感じなんだよね。都会的な感じ。自分は稀だと思うけど、片品の田舎っぽい人間関係みたいのが好きで。

 都会だと別に俺じゃなくてもいい。ここは最初はちょっと寄せ付けない感じもあるけど、入り込むと超楽しい。だから多少人は選びますよね。

 村の人みんな身体を動かすのが好きで、集落の運動会とか野球大会とかお祭りとかすげー多くてそういうの自分はすごい楽しいから。ガッツリ付き合うっていう。

 同じ田舎でも、都会的な田舎もあるし、ディープな田舎もあるし、合うかどうかは飛び込んでみないと分からない。自分は楽しい事しかしてないから全然苦労はないです( 笑)。

 今のこの考え方とか生き方も、これからどんどん変わっていくだろうし、変わっていっていいと思ってます。